
1997年にサントリーカクテル・オブ・ザ・イヤーを受賞して13年。
看板カクテルとして数えきれないほど沢山のお客様から愛飲されてきた「ブラックトルネード」。
このカクテルの主役リキュール「オパールネラ・ブラックサンブーカ」が数年前に終売となりました。
酒屋から沢山のサンブーカを仕入れ、一杯でも多くお客様へ飲んでもらえるよう努めて参りましたが…。
いよいよラスト一杯分になってしまいました。
「最後のブラック・トルネードはどなたがリクエストするんだろう?」
あえてラスト一杯をお客様へ告知はしませんでした。
そして先週の土曜日。
よかった。
本当に嬉しかった。
バーテンダーになってよかった。
受賞以来、ずっと変わらずご来店頂いてるお客様。
毎回必ずブラックトルネードを飲んで下さりリクエスト率NO.1でした。
生前サントリー本社に御勤めだった伯父様からご紹介されたのがご縁。
偶然ながら必然的。
まるで、このカクテルがお客様を選んだような瞬間でした。
「伯父ちゃんのお墓に添えていいかな。」
ブラック・トルネードを小さなショットグラスに入れていかれました。
ラスト一杯を最高のカタチで見送る事ができて私自身バーテンダー冥利に尽きる思いで胸がいっぱいになりました。
幻のリキュールにまた出会えたらブラック・トルネードも復活するかもしれません。
何千杯のカクテルの数と共に、お客様の笑顔…出逢いや思い出が蘇ります。
だからこそバーテンダーとしてここまで来れました。
ブラック・トルネードをご愛飲して下さった全てのお客様へ深く…深く感謝申し上げます!
ありがとうございました。
あっ!次の看板カクテルつくらなくちゃ!(汗)











